被災者の援助

町内の親しくしてみえる方に宮城県出身の方がいます。先日、その方が被災した親類の援助のために宮城県に帰省し、その際に親戚の高校生のお子さんを預かってきました。家は被災してしまいましたがご両親はなんとか健在だそうです。ただご両親は不明の親類や友人の捜索のために現地に残りました。この未曾有の大災害から知立市に避難してきたお子さんに対して、何ができるでしょうか?親戚を頼ってきましたのでとりあえず生活の場、住居は確保できます。生活物資、衣類等はボランティアの方から提供の意思はありますが、具体的な整備はできていません。そして学生にとっての一番の本分である学習環境の整備については、行政が動かないと市民には対応はできません。私もこの件に関してどこに問い合わせればよいか解りません。現地への義援金、支援物資は各自治体で行っています。現地から避難してみえた方への住宅の提供も始まっています。親戚等を頼って避難してきた被災者の方への支援はこれから環境が整備されていくのでしょうか?命からがら逃げてきた彼らにはまだ自らの身分の保証を求める声を上げる元気はないと思います。こちらが彼らの目線に立って、何を求めているかを学んでいく必要があると思います。近日中にお会いできる機会があればお話を伺いたいと思います。