災害支援の輪

市民の方から、このようなメールをいただきました。

「お願いなのですが、テレビで被災者の方が名古屋の団地に引っ越し来られているところを見たのですが部屋はあって何もなく生活をスタートして頂くには援助が必要と思いました。もし、知立市でも空き部屋を提供されるような時私にも連絡下さい。友人もいますので声をかけ、当座の生活用品を少しでも調達する事が出来ると思います。震災があり、改めて地域がいかに重要かが解りましたね。みんなで乗り切って欲しい物です。よろしくお願いします。」

ご提案、ありがとうございました。このような温かい草の根市民の輪が広がっています。こういった市民の声をしっかり汲み取って活かしていくことも大切なことだと思います。愛知県では公営住宅を被災者に無償で提供することを決めました。近隣市でも同じような事業が始まっています。残念ながら当市には公営住宅の空き部屋がなく、すぐには提供できません。ただ、商工会などが中心となって何とかできないかという活動も始まっているようです。市としては義援金の募金箱の設置と要請のあった給水車を送りました。市議会としても義援金を送りました。皆さんもあらゆる場面で義援金の募金をしたり、支援物資の提供をしていると思いますが、テレビ画面から伝わってくる被災地の状況は一向に改善される傾向に無いように感じます。みんながこの状況にじれったさを感じ、自分に何かできないか?真剣に考え始めています。