一般質問

3月定例会の私の一般質問が終わりました。前の順番の先輩議員が予定よりも少し早く終了したために10分ほど早くスタートしました。今回の質問の内容は少子化対策の一環として父親の育児参加を促進する「イクメンプロジェクト」の推進と、外国人集住都市としての知立市の将来像を提案する「日本語学習支援のあり方」「外国人専用窓口の設置」「多文化共生センター」設置などについて質問しました。特に少子化問題は高齢化社会と重なってこのまま進行すると自治体経営が成り立たなくなる深刻な問題です。早期に手を打った自治体と指をくわえていた自治体では将来の姿が変わってきます。まずはその危機感をしっかり共有して対策にしっかりと乗り出していかなくてはなりません。子ども手当てのような金銭的な補助だけでは片手落ちの対策で、社会全体で子育て支援を行うような考え方だけでは、家族のあり方が変わってしまいます。子どもを産んだ両親が子育てにかける時間と精神的なゆとりと、仕事の両立が図れるような社会体制つくりが急がれています。もちろん父親の子育て参加だけで解決する問題ではありませんが、子育て=母親の役目といった概念が社会進出を進めている女性にとって仕事との両立の妨げになっているということも事実です。簡単な問題ではありませんが、今回の答弁で少なくとも知立市役所では男性の育児(出産)休暇が取りやすい環境であることはわかりました。市内の大手企業のなかにも進んで男性の育児参加を支援している企業もあり表彰もされています。「子育て=楽しい」社会の実現が少子化対策へのキーワードだと私は考えます。もうひとつのテーマに関しては後日。

なお、本日の一般質問の模様は3月8日(火)18時~ケーブルテレビ「キャッチネットワーク」の16もしくは107チャンネルで放映されます。私の放送時間は18:50頃~の予定です。途中原稿がとんでしまいお恥ずかしい場面もありますがお時間がありましたらご覧ください。