八ツ田小学校学芸会

八ツ田小学校の学芸会を見学しました。長女が八ツ田小学校に入学してから9年間連続で最初から最後まで見学しています。おそらく校長先生はもちろんどの先生よりも八ツ田小学校の学芸会をずっと見守ってきました。毎年子供たちの迫真の演技や演奏は見ていてワクワクドキドキしていますが、何より、この日を迎えるまでの先生方のご尽力を考えると一幕終わるごとに胸が熱くなるのを感じます。劇の中には先生が内容をアレンジして子どもたちに感じて欲しい「総合教育」のようなものも含まれています。「0」から始めて皆で作り上げていくこと、うまくいく子いかない子がいる中で皆で支えあっていくこと、思うようにすすまない時にみんなで解決策を考えていくこと、少しでも良いものを作り上げたいと心をひとつにして皆で創意工夫をすること、そして何より成し遂げた時の達成感をみんなで共有すること、まだまだ学芸会で学べることはたくさんあるかと思いますが、保護者の皆さんもそのようなことを感じながら、またそこでわが子の成長も実感して見ていただければと思います。様々な体験を子どもの中に落とし込む一番大切な役割は親にあると思います。感想を聞いてあげて、褒めてあげて、協調性や達成感を通して自信をつけてあげる絶好のチャンスです。帰り際にみまもり活動で子どもたちと話をしました。「今日、バッチリだったね!」「何やってたかわかった?」「分かるよ、ねずみでしょ?(持ち物や服装から^^;)本物のねずみみたいに動いていたね」「いっぱい練習したよ!」「すごく良かった!声もよく出ていたしね!お疲れ様。来年も頑張ろうね!」こんな会話でしたが、子どもはうれしそうに帰っていきました。その後も同じような会話をしましたが、段々子どもたちが集まってきて「私何やってたかわかった?どうだった?」ってたくさん聞かれました。いつも通学態度が悪くて怒ってばかりいる子も今日ばかりは褒めてあげました。言葉は交わしませんでしたが「ニヤッ」と笑って去っていきました。本当に子どもは純粋無垢で褒めればどんどん伸びていきます。