管内視察

企画文教委員会の管内視察が行われました。

①知立小学校の校庭芝生化、ITC事業の見学

 ・鳥取方式による、中庭の試験的芝生化。

  この面積でも維持のためのメンテナンスに

  労力と費用がかかるという印象でした。

 ・各小学校1台ずつ試験導入された電子黒板を

  使用した授業の様子や、各教室に1台ずつ導入

  された大型モニターをパソコンで操作することで

  視覚聴覚的にわかりやすい授業つくりを目指した事業の見学。現時点では

  各担当教師が作成したパワーポイントなどを使用しているが、校内LANが

  整備されることで、サーバに集積されたデータ・ソフトを教員が共有することが

  できるメリットは理解できた。

②福祉体育館の施設見学

 ・昨年12月に580万円掛けてジム機器が新しく導入

  されたトレーニング施設と、併設された施設の見学。

  施設としては全体的に老朽化していることが感じ

  られた。本体育館を含む市内運動施設や設備に

  関しては計画的に改修整備が必要と感じる。

③上重原区画整理組合内の公園の見学

 ・知立上重原特定土地区画整理組合が整備した

  上重原公園の施設と防災倉庫を見学。新しい

  取り組みとして、公園のベンチが災害時には

  かまどになったり、マンホールは非常用トイレに

  なったりする工夫がされていた。

 ・残念だったことは井戸水をそのまま池に流している

  ため、井戸水に含まれる鉄分と思われる色が沈着

  していて美観を損ねていた。

④西中地区遺跡発掘跡地公園予定地見学

 ・企画文教委員として今回感銘を受けた見学先と

  して、この荒新切遺跡保存用地があげられる。

  誠に不勉強だったが市内にこのような遺跡発掘

  場所があることを全く知らなかった。貝塚がある

  ということは聞いていたが、縄文時代や弥生時代

  の遺跡があり、それが発掘されていることに感動

  した。このような歴史的財産は文化財としてしっかり

  保存し、子どもたちの歴史的関心を高めるような公園や施設の整備が必要と感じた。