隣人祭り(国際交流編)

夏祭りの時に以前から時々顔を出してくれていたバングラディッシュ人の「コビール一家」ですが、夏に隣人祭りを行ったときに奥さんお手製のカレーを持って参加してくれました。奥さんはインド人で本格カレーはとってもスパイシーで美味しかったです。そのコビールさんの息子さん(リジャくん)の2歳の誕生日をお祝いするパーティーを6家族が集まって開きました。コビールさんのお友達もネパール人やパキスタン人など多彩です。もともと知り合いではなく、やはり日本に来てから横のつながりで友人になっていったそうです。コビールさんは日本に来て8年目でずっと八ッ田にお住まいです。安城市で東南アジア料理のお店をやっていたそうですが、この不況で売上げが減り、お店を閉めて、今は会社勤めをしています。2年前にお子さんができてから、やはりご近所とのつながりを大変意識されるようになったそうです。今回のパーティーもとても喜んでいました。確かにもし逆の立場だったら、日本の地域から引っ越してきてもご近所に知り合いができるまでは不安ですが、それが海外からということであればその不安は尋常ではないと思います。コビールさんの話では市内にも声をかけてくださる方も何人かいるそうです。そういう方の存在が励みになると話していました。これからもいろいろな形で隣人祭り&国際交流は続けていきたいですね。ちなみに夫人(イザベラさん)のお手製料理はとても美味しく、特に本格カレーは今回3種類あり、「マトン、チキン、えび」どれも特徴的な味で美味しくいただきました。またネパールの方(名前を忘れてしまいました…m( _ _ )m)は岐阜で今インド料理のお店を経営されており、今回は本格ナンを焼いて持ってきてくれました。これがメチャメチャ美味しい!普通にお店で出てくるナンと味も食感も全然違います!辛めのカレーに苦戦していた子どもたちもこのナンには感動して、「何もつけなくても美味しい!」とバクバク食べていました。大人の私たちはこれまでに色々な味を経験してきていわゆる香辛料(スパイス)にも慣れてはいますが、やはり子どもたちは日本の味付け、いわゆる旨味(だし)文化が主流なので最初はなかなかなじめなかったようです。でも子どもたちなりに国際交流を楽しんでいました。