おやじの会・卒業記念餅つき大会

昨晩からの嵐のような天気が朝には収まり、何とか開始時間までには予定通り屋外でできるようになりました。おやじの会にはどうやら「伝説の雨男」がいるようで、一昨年からありとあらゆるイベントが雨に祟られてきました。昨年の卒業記念餅つきもあいにくの雨で、軒下でやらざるを得ませんでした。明け方に強い雨音と風の音で目が冷めた時は「今年もか…」と正直思いましたが、彼の神通力もいよいよ尽きてきたようです^^。前日に仕込んでおいた60㎏のもち米は、水分を吸ってしっかり膨らんでおり、おいしく炊かれるのを待っているようでした。昨年から、地域活動クラブのお母さんたちも協力してくれるようになり、材料の仕込みの準備なども大変楽になりました。おやじたちは数班に分かれて、材料の準備や会場の設営、急遽泥でぬかるんでいる校庭を水を抜いたり、土を入れたりと、相変わらずの大忙しの予定でしたが、みんな経験から慣れてきたのか予定よりも1時間以上早く準備ができてしまいました。

いよいよ子どもたちを迎える時間になり、会場は大賑わい。つきたてのおいしいお餅を食べたい子どもたちで会場は溢れかえっています。最初のお餅がつきあがって運ばれると、子ども達が群がり順序良く取り分けられると、それぞれお好みの味付けに向かいました。人気の味付けは「きなこ」「あんこ」「のりしょうゆ」「納豆」、そして意外なのが「のりたま」です。約250人の来場でみんなおなかいっぱい食べました。今年の新しい取り組みとして、最後によもぎ餅を作りました。このよもぎはなんと校舎の裏庭で取れたものを使用しました。これぞ究極の「地産地消」。葉っぱを蒸したものがお餅と一緒についていくうちにどんどんきれいに混ざっていく様は、日本の古き良き伝統を感じました。味はもちろんおいしかったです。よもぎをやることを知らずに先に帰ってしまった子どもがいたようでとても残念でした。

体育館では今年卒業した6年生に贈るスライドショーも行いました。1年生の時からの6年間の写真を集めて、成長していくさまが映し出されました。本人たちよりも父兄の方が感慨に浸っていたようです。

何はともあれ、イベントはやっぱり大成功!イベントマスターのお3方、事前の準備から本当にお疲れ様でした。当日大活躍だったおやじメンバーご苦労様でした。お手伝いいただいた地域活動クラブのお母さん方、ありがとうございました。そして何より参加してくれた全てのみんな、本当にありがとう!おやじの会バンザイ!八ツ田小学校バンザイ!